面接授業 臨床心理士

放送大学2年生。面接授業で今日明日松江で講義。科目は 臨床心理士入門
簡単な気持ちで受講した心理の世界。
やれば欲が出てきて資格でもとろうかなとも考えるようになった。
でも、臨床心理の仕事は、外で見るほど楽で直人思い知らされた。
第一資格をとっても職場がない。今心の世界が問題になっているにもかかわらず、国家資格でない事もあり、勉強の大変な割に社会的に保障されていない。
同じ心理を扱う立場でも、医者とは大違い。このままでは、きっと臨床心理士の地位向上がもっとおおきく叫ばれるであろうし、それは時代の趨勢でもあろうと思う。
私のように、話し合い手になって、それでその人の心が少しでもほぐれたらなんて甘い考えではとうていできないと思った。
でもやりかけた事だから、何とか出来るまで続けたいと思う。
家族が応援してくれる今のうちに。
今日の授業で、興味深かったのは、”不器用さ”のこと。
息子が不器用で人のことを思いやる事ができないのは、実は私自身の子育ての不器用さから来ていると思い知らされたこと。
息子が子供の時、本ばかり読んでいて、手のかからない子だと思っていたのは、実は”母親として、息子に対して働きかけが少なかったことなのだ”と思い当たる節がある。
今この大変な世の中をキチンと生きていけるのだろうかとまた心配の種が増えた。
まず、自分自身をただしていかなければと感じた一日だった。